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2006年6月19日

休日のW杯

休み中に観た試合を放出。
多いし長いので読む人はアレです。


アルゼンチン×セルビア

セルビア・モンテネグロは強いチームなんですが、かませ犬みたいな扱いになりました。「キャプテン翼でブラジルと当たった日本以外のチーム」のようです。アルゼンチン強すぎる。特に2点目のゴールは美しかった。現在僕の中で先日のスペインの決めたゴールに次いで美しいゴールでした。
この試合は試合とは別の部分でも気になる点がありました。
民報(日テレ?)の実況解説およびゲスト。うるさい。てか、実況担当が雑談するな。
ボールがゴール前に迫るまで雑談聞かされて、選手の名前すら言いません。
「わいわい(雑談)」「シュートォ!」「わいわい(雑談)「シュートォォ!」あほか。
メッシメッシ言いやがって。美形だし、いいプレーもしてたし、テレビ的には映えるかもしれないが、メッシが出てきたとたんに実況解説放棄するな。
ホント、W杯のいいカードは全部NHKに回して欲しいです。
実況を除けば今大会最も面白かった試合です。
テベス良かった。


オランダ×コートジボワール

オランダファンですのでオランダを応援していましたよ。
でもなー、内容的には負けてたよ。
負けてもまったくおかしくなかった。内容では大きく負けてる。コートジボワールの方が動けてたし、パスも回ってたし。
オランダはパスの精度が悪く、ことごとくカットされ、走らされ疲れ、シュートまで持っていけない。
なんか日本の試合見てるときと同じようなものを感じた。
比べてみて、次のアルゼンチン戦で勝てる気がまったくしない。まあ、決勝行きは決まったからいいけど・・・。
コートジボワールのちっちゃいMFが良かった。


ポルトガル×イラン

割と順当な結果だったんですが、イランは思ったより良かったです。
Cロナウド目立ってました。上手かったです。


チェコ×ガーナ

チェコ寄りに見てましたが、ガーナ強いわー。
ネドベドのミドルがあまり見れなかったのが残念です。
このグループがこんな厳しいことになるなんてなあ。
今の得点状況から見て、イタリアとチェコの両強豪がそろって決勝進出という可能性が非常に薄くなっています。
アッピアーが良かったかな。チェフはスーパーセーブ多かった。


イタリア×アメリカ

試合開始。
イタリア得点。
5分もしないうちにイタリアオウンゴール。
イタリア一人減る。
アメリカ一人減る。
アメリカ一人減る。
ここまでで前半でしたので、なんかヘンな空気になってそのうち殺人が起こるんじゃないかとひやひやしました。
ここまで減ると後半にもっと退場者が出なかったのが残念です。
アメリカの運動量が高く、イタリアの方に疲れが見えてました。でもアメリカも8人ですので最後は相当疲れてた。
どっちも人数少なくてパスが通りまくるので、行ったりきたりで相当大変です。
イタリアといえばインザーギなのですが、出てきませんでした。トーニとかクソなので交代する時は喜びましたが、出てきたのはイアキンタでした。インザーギ出せ!
トーニもイアキンタも、インザーギなら決めているというシチュエーションのシュートをことごとく外していたので非常に悔しかったです。
アメリカの2点目は取り消す必要はなかった。
デルピエロにかなりトリッキーなシュートがありました。あれを止めたキーパーがすごい。
このグループは混沌としました。イタリアより内容の良かったアメリカ、チェコを圧倒したガーナ。どこが決勝に行くか楽しみですね。この日は3試合見て疲れたけど、どれも面白い試合でした。


川口×クロアチア

この試合は結構みなさん見たでしょう。
アルゼンチン戦ほどではないにせよ、この試合の解説もひどかった。うるさい。エキサイトしすぎ。
日本は試合開始から飛ばして動き回ってたんですが、バテるのがあまりに早くないですか。アメリカとか後半でもまだ動けてたのに、日本は前半途中でもう動きが目に見えて違ってたと思います。
そしてみなさん目撃されたと思うんですが、柳沢選手のあの素晴らしい至近距離からのクロアチアGKへのパス!ここしかないというタイミングでここしかないという場所にパスを出せる柳沢選手は世界的にみても世界屈指じゃないかと思いますので、もうテレビ出るな。
日本のFWはシュートレンジで全然シュート打たないですね。ジーコからそういう指示が出ているとは思えないんですが。
僕が師とあがめていた人が、日韓大会のころ「柳沢は代表に要らない」と言っていましたが、まさに昨日はそれを痛感できました。師の言によれば「FWにもっとも必要なのは身体能力や小手先の技術でなく、ゴールを求める貪欲さ」と言うことでしたが、どうみても柳沢はおろか高原にもありません。本当にありがとうございました。
それから引き分け確定の後、喜んでる日本サポーター女子を映したのが気になりました。ブラジル戦に生き残りをつなげたといえば聞こえはいいんですが、普通にサッカーを見る人だったら、今年のブラジルに勝てると思うことが甘すぎる幻想だと思っています。
その子がブラジルの強さを知らないのは別にいいです。日本を応援するためには知らなきゃいかんというわけでもないし。
「まだ試合がある、負けなくて良かった」と純粋に喜んでたんでしょうけど、あれはガックリ絶望してる人にしたら「なに喜んでんだウダラァ!」となりかねませんよ。なんかテレビ局の恣意的なものを感じます。

2 件のコメント:

  1. NHKの実況はまともでしたね(地上波)。
    日本のレベルはこんなものでしょう、FWに関しては激しく同意。
    アジアのサッカーレベルを思い知らされた今回のW杯なんだなぁ、と。

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  2. やはりNHKは全体的に落ち着いているので、安心して見れます。
    アジアのチームは韓国とかがんばってますよ。イランも1回見た限りはなかなかよかったです。
    でも、差がまだあるのも事実でしょうね。

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